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陸山会「損出る不動産購入」5件、預金担保に融資(読売新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が、2004年10月に東京都世田谷区の土地を購入する以前にも、計5件の不動産を購入する際、預金を担保に借り入れをしていたことがわかった。

 同会は借り入れで得た資金を購入資金に充てたとしているが、預金の資金をそのまま購入に使わなかったことにより、融資の返済で支払った利子が預金の利息を上回り、損が生じていたことになる。この中には、購入資金としている借入金が政治資金収支報告書に記載されていないケースもあり、同会の不動産取引を巡る不自然さが改めて浮かび上がった。

 同会は07年までに都内に9件、岩手県に2件、仙台市に1件の不動産を総額約10億5100万円で取得。大半はマンションの一室で、これまでに4件を売却するなどした。法人格のない政治団体は不動産登記ができないとの理由から、登記簿上の所有者はいずれも小沢氏となっている。

 小沢氏と民主党は06年9月、同会の不動産購入に関する雑誌記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の出版社などを東京地裁に提訴(小沢氏側が1、2審とも敗訴し、確定)。この時の訴状などで、小沢氏側はこれらの不動産購入の経緯を明らかにしている。

 訴状などによると、1994年に購入した東京都港区のマンション「元赤坂タワーズ」の一室など5件については、いずれも購入時に預金を担保にし銀行から購入代金とほぼ同額の借り入れをし、それを購入代金に充てたと説明していた。

 ただ、この手法だと、預金で同会が得る利息よりも、融資の返済に伴う利子の支払額が上回ることになり、複数の銀行関係者は「なぜ、こうしたことをするのか理解できない」と指摘する。

 また、同会が99年に購入した東京都港区のマンション「クレアール赤坂」の一室(現在は第三者に売却)では、購入代金の約2400万円について、同会は「99年3月25日に銀行から預金を担保とした2500万円の融資を受けた」としていた。だが、99年分の収支報告書にはこの借入金2500万円は記載されていない。さらに、登記簿には「99年3月4日売買」と記載され、購入原資の融資を受けたとする日より20日以上前の日付になっていた。

 土地代金を政治資金収支報告書に記載していなかった04年10月の世田谷区の土地取引の際にも、陸山会は4億円の定期預金を担保に同額の借り入れをしていたが、この定期預金と融資については、簿外の現金を土地代金に充てたことを隠蔽(いんぺい)する工作だった疑いがあり、東京地検特捜部が調べている。

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2010-01-22 13:33  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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